名市大眼科 研究室だより

国際交流

1月に名市大眼科が主催した第35回日本眼科手術学会に、韓国のJoo-Eun Lee先生が参加されました。Joo-Eun Lee先生は現在、韓国釜山にあるInje University College of MedicineのHaeundae Paik Hospitalに勤務されている網膜硝子体サージャンです。手術学会終了後、第一日目午前は小椋教授の外来を見学、午後は病棟見学、夕方の術前カンファランスにも参加、翌日も朝から小椋教授の手術を見学、まるで名市大眼科の一員のように溶け込んで過ごされました。手術見学の折、小椋教授に色々質問もされて、実り多いものになったようで『硝子体手術の長年の疑問がとけた』そうです。名古屋最後の夜は、Lee先生が日本食の中で一番好きな『カツ丼』でお別れ会をしました。


Lee先生を囲んでのもつ鍋パーティ(右から3人目がJoo-Eun Lee先生)

Lee先生は中学生のころ日本に1か月ホームステイしてから日本語を勉強して、今や日本語、英語がぺらぺらのうらやましい才能をお持ちです。Lee先生が名市大眼科を見学して一番びっくりされていたのが、術前カンファランスの雰囲気でした。Lee先生は「自分が前いた大学病院では、術前カンファランスのときは、教授がとてもこわく、非常に緊張して、『地獄の時間』だった。それに引き換え、今日の術前カンファランスは研修医の先生たちもリラックスした感じで症例提示していたのに、びっくりした。ましてや、笑顔があるなんて!!」としきりに感心して話されました。私達は、今までずっとこのスタイルで術前カンファランスをしていましたので、それが普通だと思っていましたが、Lee先生のこの感想を聞いて、名市大眼科の術前カンファランスの雰囲気が良いことに、初めて気づかされました。


アブダビで開かれた
World Ophthalmology Congress

また2月中旬には、World Ophthalmology Congressがアラブ首長国連邦のアブダビで開かれ、世界中の眼科医達が集結しました。小椋教授は、さまざまな国のメンバーからなるプログラム委員の一人として、座長としても、ご自分の発表にもお忙しくされていました。名市大眼科からは私と大学院生で臨床研究医の平原先生が発表で参加、初期研修医の小椋俊太郎先生も参加して、初めての海外学会を経験。学会は、勉強以外にも他大学の、そして他国の先生達と知り合える貴重な機会でもあります。今回開かれたWorld Ophthalmology Congressは、2年に1回開かれる学会ですが、次回の2014年は念願の東京での開催です。世界中の先生たちに、日本に来て良かったと思っていただけるような学会になるよう、楽しみにしています。


担当:医局長 野崎 実穂
カテゴリー: ブログ記事