名市大眼科 研究室だより

2013年度医学部4年生の解剖実習

今回のブログを担当します服部知明です。
2010年度より、医学部4年生(M4)の学生さんたちの解剖実習を担当しています。

実習の内容は、一言で言うと、「豚眼」の解剖実習です。
毎年ほぼ同じ実習を行っていますが、いつも鑷子や剪刃の準備がぎりぎりになってしまいます。

いざ、実習開始です。
各実習斑の班長さんに実習室の前に出てきていただいて、みなさんの眼の前で実習を行います。まず結膜を鑷子と剪刃で眼球の強膜から丁寧に剥がします。
私たちは眼の手術に慣れていますが、学生さんたちはこのような作業にも興味津々で私の手元に視線が集中します。
次に眼球に切開を入れて、水晶体より前方と後方と眼球を2つに分けていきます。今回の豚眼は新鮮でまだ網膜剥離も起きておらず素晴らしい状態でした。
そのあと、班長さんが班にもどり、各班に配られた豚眼をそれぞれ班員とともに解剖していきます。
出来上がった2つに分かれた眼球をまずは肉眼で観察していただき、次に実体顕微鏡で細かく解剖を学びます。教室の長谷川院生とレジデントの桑山先生に顕微鏡に付きっきりになって学生さんに眼の細かい解剖を教えてもらいました。

実習の良いところは、黒板相手の授業よりもより実践的で楽しいというところに尽きます。
これをきっかけに眼科に興味を持ってもらえるように心がけていますが、どうでしょうか。
学生さんたちが皆まじめに取り組んでいるのを見て将来の眼科医をひそかに探しています。

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担当:助教 服部 知明
カテゴリー: ブログ記事