名市大眼科 研究室だより

患者さんからのお手紙

カザフスタンから網膜硝子体手術の勉強に来られていたルクパン先生からのご紹介で、昨年のアルジャンさんに続き、ゾラマノバ・マクパルさんが小椋教授の治療をうけに来日されました。無事手術を終え、帰国されたゾラマノバさんから小椋教授に感謝のお手紙がとどきました。マクパルさんは、左眼は近視性の網脈絡膜萎縮のためすでに視力不良で、見えていた右眼に黄斑円孔が発症して視力が低下、しかし右眼も網膜剥離や網脈絡膜変性がありの手術が難しいと言われての来日でした。前回の患者さんの来日に続き、事務手続きを進めてくださった秘書さん、言葉の、文化の壁を乗り越えて患者さんに心をこめて接してくれた看護師さんらの思いもくみとってくださったうれしいお手紙でした。


Dear Mr. Ogura,

Hope this email finds you well.

I am writing to express my gratitude to you. I am very thankful that in spite of your busyness you always had time to reply my emails and questions and took a great responsibility to make such a surgery. I want to thank you for your invaluable work and golden hands that give people vision and ability to work, to bring up their children, to be a productive member of society.

By losing a vision and having been refused by doctors of my country on positive outcome of the operation, I fully recognized the horror of upcoming situation and had question: how to live further? Your positive response and the results of operation give me a hope for normal life.

I really want to thank the staff of your department, each person for attention, hospitality and professionalism. I wish a good health, prosperity, happiness and success.

Trip to Nagoya gave us an opportunity to get acquainted with people of Japan and country in which neither I nor my niece had never been. For us it was very good experience. Everywhere: in transport, hospital, shops, hotels and on the streets, we felt that we are in a very highly civilized culture and developed country in which people are very friendly, polite, disciplined and attentive.

Dear Mr. Ogura, I want once again to express our gratitude and respect for your kind heart, compassion and invaluable help. Please know that somewhere in a distant country there is a person who is thankful to you, who will remember you for a life and pray for your well-being.

With the best wishes,

Makpal.


小椋先生

感謝の意を伝えたくて書かせていただいています。お忙しいにもかかわらず、手術してくださり、いつもこうして私からの質問に答える時間をとってくださり、とても感謝しています。人として働くこと、子供を育てること、社会の一員として貢献できるよう人々に視力を与える先生の貴重なお仕事とその神の手に心から感謝したいと存じます。

視力を失って、私の国の医師から手術をしても改善はむつかしいと断わられて「これからどうやって生きていくのか?」やがておこりうる局面に恐怖を覚えました。先生からの手術をしてくださるとのお返事をいただき、そして手術の結果は、通常の生活を送れる希望を私に与えて下さいました。

眼科で働く方々はみなさんプロ意識にあふれており、気遣いや思いやりもすばらしいもので、スタッフの方々一人一人に感謝しています。皆様のご健康と幸せ、そしてご活躍をお祈り致します。

名古屋への旅は、私だけでなく私の姪にとっても、はじめて日本の人々とお知り合いになる機会となりました。私達にとってそれはたいへん良い経験となりました。
交通、病院、お店、ホテル、街並み、どこもかしこもが高度な文明を感じさせ、人々が親切で、丁寧で、規律正しく、気配りの行き届いた先進国にいるのだなと感じさせられることばかりでした。

親愛なる小椋先生、先生の優しさと、思いやりと、お救いいただいたことに今一度感謝と敬意を表します。どうか遠い国のどこかで貴方に感謝し、一生涯貴方のことを忘れず、そして貴方の幸せをお祈りしている者がいることを知っておいて下さい。

担当:マクパルさん(カザフスタン)からのお手紙
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