名市大眼科 研究室だより

日本臨床眼科学会 in 東京

国内の眼科臨床系最大の学会、日本臨床眼科学会(通称、臨眼)が2011年10月7日(金)〜10日(月)に東京国際フォーラムで開催されましたので参加してきました。全国からの学会参加者数が8,200名以上で例年にも増しての盛況ぶりでした。

名市大からは、まず、期待のシニアレジデントの一人、丹羽奈緒美先生が土曜日に一般口演を行いました。しっかり予行演習したおかげもあり、本番では初々しくも堂々とした見事な発表ぶりでした。「ポスナーシュロスマン症候群とサイトメガロウイルスの関連」に関する発表で、質問もたくさんあって、すばらしい経験になったと思います。フレッシュな頃の学会発表は、準備に努力し、厳しい指導を受け、発表前には緊張し、発表直後の気持ちが高揚・動転した状態から、徐々に満たされる開放感と達成感を体験できるもので、立派な社会人になるためのエッセンスがここにあります。学会の夜は、いつも、最低1日は都合のつく医局員が集まって会食することにしています。当日の夜も美味しいお寿司を皆で食べに行きましたが、学会発表体験談などを美味しいお酒の肴に、楽しい時間を過ごせたことでしょう。

日曜日には、院生の佐藤里奈先生が「視覚障害者の原因疾患の調査結果」に関する一般口演と、臨床研究医の平原修一郎先生が「超広角走査レーザ検眼鏡Optos®の使用経験」に関するポスター発表を行いました。視覚障害者調査は厚労省の難治性疾患克服研究事業の「網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する調査研究」の一環として行われたもので、名市大の小椋教授は全国から多数の大学が参加する本研究班の班長を努めて4年目になります。Optos®はまだ日本で販売されて間もない話題の最新機器です。

上級医一同もランチョンセミナーの講演などを無事、終えることができました。私自身も学会発表はやはり緊張しますし、無事終えた時は気分も爽快で帰路につく足も軽くなります。余談ですが、来春、入局予定の2年目臨床研修医の西川薫里先生は、行きの新幹線で学会の抄録集を熟読し、インストラクションコースなどを受講して勉強熱心なだけでなく、学会のイベントなどにも足を運んで、「学会を楽しく満喫!」していたのが好印象でした。来年のシニアレジデント達にも期待!です。

担当:准教授 安川 力
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