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第73回日本臨床眼科学会印象記

この度、2019年10月24日から10月27日にて京都、国立京都国際会館にて第73回日本臨床眼科学会が開催され、参加させていただきましたのでご報告いたします。
当教室は、加藤亜紀講師から「滲出型加齢黄斑変性のラニビズマブTreat and Extend療法の効果と精神面への影響」、高瀬範明助教から「緑内障眼に認められた眼瞼下垂に対するミュラー筋タッキング術」、鈴木克也助教から「局所光凝固を行った黄斑部毛細血管拡張症-光干渉断層血管撮影による層別解析-」、以上の三つの演題をプレゼンテーションさせていただきました。

思い返すと、2016年11月、同じく京都にて、小椋教授が学会長をされた第70回日本臨床眼科学会に参加させていただき、留学先(当時は留学直前ですが)のAmbati教授の特別講演を拝聴し、そのまま日本を離れました。その後帰国して初めてで、3年ぶりの日本臨床眼科学会への参加となりました。最新の知見をアップデートし、今後の臨床にフィードバックすることができればと存じます。

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第25回日本糖尿病眼学会総会に参加して

この度、2019年10月27日から28日にかけて大阪で行われた第25回日本糖尿病眼学会総会にて発表させて頂きましたので報告致します。

パターン凝固は従来凝固より瘢痕拡大が小さい-眼底自発蛍光を用いた長期比較-という演題で発表を行いました。私自身初めての学会発表であり症例集めからパワーポイントの作り方まで野崎実穂先生および鈴木克也先生に指導頂き、発表することができました。

私の発表は学会初日の午前中となっており、緊張はしましたが本番へと望むことが出来ました。何度も助言や訂正、事前の予行で準備ができていたことが緊張を和らげになったと思います。また発表会場にたくさんの医局の先生方が来てくださり大変心強く感じました。一番不安であった質疑応答にも答えることが出来ました。

今回の学会は小椋教授や野崎先生のシンポジウムやランチョンセミナーなどがあり糖尿病網膜症のガイドラインや治療についてのとても勉強になりました。学会発表の夜は、先生方に美味しい高級串カツ店に連れて行っていただき美味しいワインと串カツを堪能させていただきとても充実した学会になりました。今回の学会で得た知識を今後も生かして行けるように自己研鑽を続けて行こうと思います。このような機会を与えてくださった小椋教授をはじめ、御指導頂いた野崎先生と鈴木克也先生、そして医局の先生方にこの場をお借りして心より御礼を申し上げます。

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半年終了!

9月14日、15日と小椋教授会長のもと第39回日本眼薬理学会を主催致しました。昨年は長崎、一昨年は飛騨高山でついつい学会場から外に足が向いてしまうような観光都市、しかし今年は「魅力に欠ける都市No1」として名高い我が名古屋。たくさんの方に来ていただけるか不安でしたが、そんな不安を吹き飛ばすべく多くの方がご参加くださいました。しかも、会場は病院内の大ホール、懇親会会場は同じく敷地内のカフェレストランで行ったためほぼ缶詰状態、「病院内で、近くに遊ぶところもないから、1日中学会に参加するしかない」とのお褒めの言葉(?)もいただきました。
大きな学会では基本運営は外部委託になってしまいますが、規模の小さい学会では、受付の準備から、会場の照明までほとんどの部分が自前、レジデントの先生も照明をつけたり消したり、タイムキーパーをしたり、受付を手伝ったりと大忙しでした。しかし「学会を主催する」という普段はなかなか経験できないことを経験できてよかったのではないかと思っています。
今年の上半期は、入局説明会、屋形船、BKBと予定通りのイベントが開催でき、眼薬理学会も盛況に終えることができました。10月からはレジデントの一人が異動で、関連病院勤務となり少し寂しくなりますが、気持ちを新たにまた頑張ります。


開会式:ようこそ名古屋へ


活発な議論と、他業種の交流が行われた懇親会


閉会後:皆さんお疲れ様でした。

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屋形船

 去る7月25日に屋形船の会が開催されました。私は名市大に来てまだ1年目なので初めての参加になりましたが、毎年恒例となっている行事とのことです。浴衣で宮の渡しから屋形船に乗って食事とお酒を楽しみながら名古屋港へ向かい、また宮の渡しに戻るというイベントになります。今回は大学の先生方や看護師さん達に加えて他院で研修している研修医の先生方も参加されて賑やかな会になりました。
 夕方早めに仕事を終わらせて各自用意した浴衣に着替えてバスに乗り込みます。しかし私含め着替えが間に合わずに車内で着替えるレジデントが数人・・。皆さん浴衣での参加ですが、普段と雰囲気変わりますね。バスが宮の渡しに到着するとそこには味のある屋形船が。記念撮影を終えて乗り込みます。ビールや医局から持ち込んだワインを楽しみながら皆さん会話に花を咲かせておりました。
 帰ってくるまで2時間ほどでしたが、あっという間に感じました。この頃仕事にも慣れてきて少しずつケアレスミスが増えつつある時期でした。気を引き締めてこれからも頑張ります。
 この会は元々病棟の看護師さんたちの発案で始まったとのことです。医師と看護師が良好な関係であることは大事だと思いますし、交流を深める意味でもこのような会がこの先も続いていけばいいなと思います。

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入局説明会

7月10日に名市大眼科入局説明会を開催しました。
今年の入局説明会も学生さんから臨床研修医2年目の先生まで多くの方々に参加いただきました。レジデントとスタッフそして参加者というグループがあちこちにできて、名市大眼科医局についてはもちろんのこと、眼科医としてのキャリアプランなど、熱心に(食べることを忘れてしまうほど)話あう姿がみられました。
 今回参加できなかった方々、見学は随時受け付けておりますので興味のある方は是非いらして下さい。
見学の申込みは眼科HP
https://x164.secure.ne.jp/~x164006/ncu-ganka/contact.php
あるいは研修センターHP
http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/kensyu-c.dir/entry.html
からお申し込みください

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眼科の春は忙しい!

あっという間に5月中旬になりました。
4月後半からは、日本眼科学会総会(4月18日-21日:東京)、歓迎会(4月25日@今池の居酒屋)、ARVO:眼科領域でもっとも大きな国際学会(4月28日―5月2日:バンクーバー)、眼科同門会(5月11日@名古屋駅のマリオットホテル)と行事が目白押しでした。
日本眼科学会総会では小椋教授の特別講演に多くの同門の先生が参加されていました。
アクリジンオレンジで白血球が染まって画像としてとらえられる!眼科医になった時からその事実に接してきていましたが、それがいかに偉大なことかを理解したのはずっと後でした。
経緯も、内容も知っているのですが、何度聞いても新鮮です。他にも教室からシンポジウムをはじめとして、多くの演題を発表しました。
続いて、歓迎会。今年は5人の新入局員があらたに加わり忙しいながらも和気藹々と研修生活をスタートしました。
週末を挟むまもなくARVOに参加。今年の驚異のGWと重なり、みんな行く前から飛行機がとれなかったり、空港が劇混みだったり一苦労。
でも会場に着くとそんな疲れもふっとびます。今年も、例年のように昨年のレジデント4人の先生が参加しました。
加えて大学院生の桑山先生も参加し、兄弟そろっての参加となりました。
しばし日常業務をわすれて、帰国したら日本は「令和元年」に、、、
さらに同門会では、ひさびさに同期や以前の職場の上司と再会でき楽しいひとときを過ごしました。
なんだかんだと上級医がばたばたしているあいだに、新シニアレジデントは急成長!
ひととのつながりはいいものです。この勢いで今年も頑張ります。





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送別会

2018年度も瞬く間に過ぎて行きました。
2019年は新元号の発表からはじまりましたが、思えば昨年度は「平成最後」の文字があふれていました。
そんな「平成最後の送別会」が3月28日送別会御用達の「ピカイチ」で行われました。そして「平成最後のレジデント」が今年も大学を巣立っていきました。
もともと母校出身で学生時代からの知り合いで抜群のチームワークでお互いのよいところを生かしつつ、病棟を外来を支えてくれました。
毎年「今年のレジデントの先生は今までで一番最高!」と思えるから不思議です。また産休明けから復帰した松原先生も常勤医として赴任するためのリハビリを終え大学を後にしました。
そして、長い間教室に貢献した杉谷先生が退職されました。杉谷先生は私が留学から帰った時に大学院生として大学に在籍していて、浦島太郎になっている私をそれとなくサポートしてくださいました。(いくつになっても?)「杉ちゃん」とみんなから親しまれ、頼りにされていました。
それぞれ新しい病院でのご活躍を願っています。また3年間眼科の病棟と外来をきりもりしてくださった山吹師長が異動になりました。
山吹師長は私と同期入職、新人のころ手術室で先輩看護師に一緒に怒られていたのがずっと思い出です。3年前の4月1日、着任初日に病院の正面玄関でばったりであったとき「きっと眼科病棟は大丈夫」と確信したことがまるで昨日のことのようです。
2019年度「令和(まだパソコンの変換ではすぐにでてきませんね)」元年、気持ちを新たに頑張ります。




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名市大“伝統”医局旅行

名市大眼科では、毎年、日間賀島へ医局旅行に行くことが恒例行事となっています。
今年は2019年1月25日から1月26日の1泊2日で行われました。
金曜の日常業務を急いで終えた後、名市大病院からチャーターしたバスに乗車し、約1時間半かけて師崎港へ。師崎港からフェリーで、日間賀島へ向かいます。日間賀島到着時間はすでに20時を過ぎていました・・・。
旅館に到着次第、部屋割りを確認、各自荷物を部屋に置いて、いざ、大浴場へ!
天然温泉を楽しめる浴場があり、浴槽につかりながら、“裸の付き合い”で親睦を深めました。裸になると普段なかなか話せないことも話せるのはなぜでしょうか・・・(笑)。
その後は、宴会場にて1次会です。日間賀島の特産物である河豚・蛸のフルコースをいただきました。まるまる1匹の茹で蛸は目の前で解体が始まり、大迫力の解体ショーでした。
2次会は、旅館内の昭和の雰囲気漂うダンスホールで行います。カラオケで盛り上がった後で、毎年恒例となっていますシニアレジデントの先生達、新人看護師さんによる出し物が始まります。とあるアイドルユニットの曲にあわせたダンスで、さらに盛り上がりました。途中で小椋教授からシニアレジデントの先生達の来年度の赴任先の発表もありました。シニアレジデントの先生達の大学病院勤務もあと残すところ数か月、感慨深い気持ちになりました。最後に、名市大眼科では“伝統”の円陣スタイルの『涙そうそう』を全員で合唱。これで2次会は終了しました。
 3次会は、一つの部屋に集まり始まります。美味しいワインやチーズをいただきながら、話題に尽きることのない楽しい夜を過ごしました。
 翌朝は、もう一度、大浴場へ!
その日は晴天で、露天風呂からみるオーシャンビューは圧巻でした。
朝食はもう一つの日間賀島の特産物であるワカメのしゃぶしゃぶをいただきました。ワカメは、お湯に通す前は真っ黒ですが、お湯に通すと鮮やかな緑に変色します。その様子は、レジデントの先生達が1年かけて成長した様をあらわしているように思えました。
帰路のバスの中では、夜遅くまで楽しい夜を過ごしたせいか、ほとんどの方が眠りについていました。私もバスが名市大病院に到着するまでぐっすり眠りについてしまいました・・・。
このように毎年恒例の1泊2日の“弾丸”医局旅行は、名市大眼科の絆を深めるためにとても重要な“伝統”医局旅行となっています。この“伝統”が、いつまでも続いていきますように・・・。

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忘年会

あけましておめでとうございます。

昨年もあっという間の1年でした。
年末には名古屋駅のゲートタワーホテル内のレストランThe Gate Houseで恒例の名市大眼科忘年会が行われました。

教授の挨拶のあと、恒例の乾杯を吉田先生が担当。冒頭から「2回乾杯をします」
2回??まず最初の乾杯は「小椋教授盛賞受賞おめでとうございます」乾杯。そうです、今年は小椋教授が網膜硝子体学会で栄えある賞を受賞されました。
特殊な色素を使って白血球を染色し網膜でのその動きをとられる斬新なアイデアから、現在眼科でもっともホットな技術である造影剤を使用しないで血管を撮影する方法まで「網脈絡膜循環の生体イメージング-基礎から臨床へ-」というテーマがまさにぴったりの、そしていつもながら難しいことを聴衆にわかりやすく、ぐっと吸い込まれるような講演でした。
次の乾杯は文字通り1年お疲れ様でした乾杯。毎年大きな事故も起きずこうやって1年を締めくくれることは幸せなことです。
続いて同窓の先生や、関連病院の先生に一言ずつ近況報告をしていただきました。レジデントの先生は書面でのやりとりだけで、その場ではじめてどの先生かわかった、なんてこともあったようで、さらに、普段はあまりお話が聞けない内輪の会ならではの同窓の先生のお話も聞けたりもして、また一つ名市大眼科のつながりが深まった思いでした。
おいしい食事とワインを楽しんだ後、締めの言葉は安川先生、「金を残すは下、仕事を残すは中、人を残すは上なり(後藤新平)」これは盛賞受賞講演に先だっておこなわれた受賞者紹介の際に鹿児島大学坂本教授が引用された言葉です。その言葉通り、今年も名市大眼科は小椋教授を柱に発展していきたいと思います。

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ARVO2018に参加して

このたび、2018年4月28日から5月3日にかけて行われたARVO (Association for Research in Vision & Ophthalmology) に参加する機会をいただきました。2013年からフロリダ州フォートローダーデールを離れ開催地が持ち回りとなり、今回はアメリカ本土ではなくハワイ州ホノルルでの開催でした。大型連休中のハワイとあって日本からの観光客も多い時期ではありましたが、現地の方からも「学会にご参加ですか、街中参加者の皆さんでいっぱいですよ」と声をかけられるほどで、改めてARVOの規模の大きさを実感しました。

当教室からはポスター3名の演題発表がありました。私の演題は「Predictability of Progression of Diabetic Retinopathy by the Assessment of Foveal Avascular Zone with Optical Coherence Tomography Angiography」というもので、OCT angiography(OCTA)を用いた糖尿病網膜症に関する臨床研究の結果を発表させていただきました。OCTAは造影剤を用いることなく網脈絡膜血管を描出することが可能であり、様々なデバイスの進歩が著しい眼科においても、大きなトピックの一つであることは間違いないと思われます。今回の研究は、従来フルオレセイン蛍光眼底造影で評価されていた中心窩無血管域(Foveal Avascular Zone : FAZ)を、OCTAを用いて解析し糖尿病患者におけるFAZの経時的変化を検討したものです。糖尿病網膜症を有する者は経時的にFAZが拡大し、網膜症の進行があったものはFAZの拡大率が大きいという報告です。私の発表だけでなく、OCTAに関する発表はポスター、オーラルプレゼンテーションともに多数ありました。参加者の方々からも多数ご質問やご意見をいただき有意義なディスカッションが行えたと思う反面、世界中で同様な研究が盛んに行われていることを再確認し、今後の研究にもより力を入れなくては、と痛感しました。

また恒例の医局夕食会では有名なイタリアンレストランでご馳走になり、こちらも忘れられない思い出になるほどの美味しさでした。当教室から海外留学中の先生方とも合流し、様々な話題をゆっくりと語らうことができました。

会期を通じておおむね天気にも恵まれたため、会場まではハワイの青い空と海を見ながら毎日散歩しよいリフレッシュになりました。そして学会会場では世界中の最新の研究に触れ、心身ともに非常に充実した素晴らしい時間を過ごすことができました。このような機会を提供して頂いた教室、またご指導いただきました先生方に感謝するとともに、今後の研究・診療にますます精進していきたいと思います。

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