先輩からの声 Vol.001

Vol.001 ”超一流”の眼科医

文責
三宅 孝知
出身大学
名古屋市立大学(平成13卒)
掲載日
2011年5月31日

だんだんと一人前の眼科医に近づくことができているなぁと実感中です。

私が名古屋市立大学眼科学教室に入局してはや6年が経ちました。入局当初は右も左も分からず、同窓の先生方がおられるような場では、脂汗をかきながら角のほうにつっ立っていたのを思い出します。今では、同窓の先生方のお顔もたくさん覚え、後輩もたくさんできました。なんとか専門医試験にも合格し、まだまだ勉強するべきことはたくさんありますが、だんだんと一人前の眼科医に近づくことができているなぁと思っています。外来の患者も滞りなくこなすことができ、白内障手術も大きなトラブルさえなければ一人で完投できるようになりました。また、2006年の12月には結婚もして30歳という節目を向かえ、公私ともに充実しているなぁと感じている今日この頃です。

しかし、裏を返せば大きな不満や目標もなく毎日が平凡に過ぎているような気もします。眼科医になりたての頃の初心もうすれ、日々の娯楽に心を奪われ、目の前の仕事をただ淡々とこなしているだけの毎日のように感じます。今回、同窓会報に投稿させて頂く機会を頂き、眼科医になりたての頃の初心に帰るいい機会と考えました。

小椋教授に頂いた言葉で「”超一流”の眼科医になるぞ!」と心新たにすることができました

大学を卒業し、卒業旅行でめいっぱい遊んだ直後から研修医としての生活が始まりました。ろくに授業に出ない大学生活を送っていた自分にとっては異次元の生活でした。朝早くから夜遅くまで仕事をこなし、しかも自分は未熟で患者様の役に立つことすらできず、先輩の先生方には怒られ、本当にこんな生活が続けられるのか、自分は眼科医としてやっていけるのか不安の毎日でした。そんなある日、小椋教授がおっしゃった言葉が今でも心に深く残っています。「名市大で仕事をしていれば、必ず一流の眼科医になれる。そうではなくて、一生懸命努力をして”超一流”の眼科医を目指しなさい。」というお言葉でした。将来に不安を抱いていた自分はとても勇気づけられ、この生活を続ければ一流の眼科医になれるんだ、そして、努力をして”超一流”の眼科医になるぞ!と心新たにすることができました。つらい毎日でも自分の将来のためと頑張ることができ、その甲斐あってか、豊橋市民病院の白井先生のもとで研修をさせて頂くことができました。白井先生のもとでは、たくさんの症例を経験させていただき、何よりも”超一流”の眼科医にほぼマンツーマンでご指導頂き、自分の眼科医人生において大変貴重な時間を過ごすことができました。特に、白井先生の持つ臨床経験を肌で感じることができたのは、どんな教科書をたくさん読むよりも素晴らしい力となりました。また、仕事だけでなくよく飲みに連れて行って頂き、人生の先輩としてたくさんのことを勉強させて頂きました。

私はまだ所詮7年目の眼科医で”超一流”とは程遠いですが、6年間の経験を生かしつつこれからも努力を惜しまず、”超一流”の眼科医を目指して頑張っていきたいと思っております。同窓の先生方のこれからも変わらぬご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

(2007年第10号同窓会報より)

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