先輩からの声 Vol.008

Vol.008 「ARVO 2010」

文責
永井 博之
所属
菰野厚生病院
掲載日
2011年11月1日

-永井先生の当時シニアレジデントのときの体験記です-

2010年5月3日~6日、フロリダ州フォートローダーデールにて開催されたAssociation for Research in Vision and Ophthalmology(ARVO)2010 Annual meetingに参加し演題発表させていただきました。

私の発表演題は、Incidence of The Complications After Intravitreal Injectionsで、2009年の日本臨床眼科学会での発表内容を英訳してポスターにまとめたものです。臨眼の後、指導医であった平野佳男先生より言われた「英語にしてARVOに出してみようか」の一言がきっかけでした。発表準備にあたり、平野先生が2010年4月よりケンタッキー大学へ留学されるとういうことで、留学直前のお忙しい時期にご指導いただき、また4月以降は平野先生とのメールでのやり取りに加え吉田准教授をはじめ医局の先生方にご指導いただきました。そのおかげで、海外での発表という貴重な経験ができ、とても感謝しております。

初日、長時間の航路を終え、無事フロリダに着き医局の先生方とホテルに向かうと、留学中の平野先生がすでにお待ちかねでした。早速食事に行きピニャ・コラーダで乾杯、と、発表のことを忘れそうなスタートでした。

会場に行くと、すでに聞いてはいましたが、スーツ等ではなくラフな格好での参加者ばかりで日本の学会とはかなり異質に感じられました。

発表日、ポスターの前に立っているといくつか質問されました。かろうじて対応できたものもありましたが、私の英会話力の無さに質疑応答をあきらめ首をかしげて去っていく方もいらっしゃった始末…。聞き取れない、理解できない、喋れない、といった具合でした。それに比べ、医局の先生方は、発表時は勿論、食事やホテルでの会話を聞いていてもかなり流暢でした。今回の参加を通して英会話力の向上が必要だと痛感しました。

やや余談になりますが、内容に関するものではなく、ポスターの素材は何か?という質問もありました。紙ではなく布地に印刷したポスターを使っていたからです。日本の学会の場合もそうですが、紙製ポスターだと折り曲げると皺になり移動の際に苦労します。布製であれば畳んで持ち運び前日にアイロンをかければよく、とても便利でした。

学会の合間(?)には近場からバハマまで、観光に出かけたり美味しいものを食べたりと、全体を通してとても楽しい時間を過ごせました。

最後に、今回このような機会を与えてくださり、多大なご指導をしていただきました小椋教授はじめ医局の先生方に、心よりお礼申し上げます。

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