先輩からの声 Vol.009

Vol.009 「APAO(Asia Pacific Academy of Ophthalmology)2010」

文責
杉谷 和彦
所属
高山赤十字病院
掲載日
2011年12月1日

-臨床研究医 兼 名古屋市立大学大学院医学研究科 大学院生のときの体験記です-

2010年9月APAOに参加しました。国際学会はARVOに参加したことはありましたが、APAOは今回がはじめてでした。開催場所は中国の北京でした。北京オリンピックが開催されましたが、会場はそのオリンピック会場の一角にある会議場でした。

私は今回ポスター展示でしたので初日にポスターを設置しにいきましたが、ARVOと違い展示場所は会場のかなり隅のほうでスペースも狭く、人の通りもすくないところでした。決められた時間ポスターの前にいて質疑応答するような規則はなかったため、ポスターを貼ったところで今回の発表はほぼ達成したという状況でした。気は楽でしたが学会特有の緊張感はそれほど感じず結果として学会発表したという充実感のようなものはあまり得られなかったかもしれません。

今回の発表内容は急性網膜壊死の症例報告であったので、アジアを代表する地域である中国ではよくあるものなのかどうかといった反応をみてみたかったとかっこつければそうなりますが、残念ながらポスター展示は全体的にあまり人目にふれる機会が少ない状況でした。

あとの滞在期間にかんしては普通ならば観光ということになるのでしょうが実は一度北京は来たことがあり、万里の長城に代表される観光ポイントは訪れたことがありました。ですから観光にはほとんど参加せず学会会場やその周辺、北京市内をうろついていました。ふと思い立ち王府井という中国一の繁華街にでかけ餃子を食べたのですが、注文を失敗したのか予想外の量がでてきてしまい、意地でこれを食べてしまった結果調子を崩しました。ホテルで一日寝込む羽目になってしまい落ち込んだのを思い出します。

今回の学会は医局からは教授以外は私と安川先生のみ参加しました。安川先生の誘いをうけ天安門から紫禁城を見学しました。紫禁城も2度目でしたが前回は学生時代でかなり前のことなので、こんな形で再び訪れたことについては感慨深いものがありました。2回目でしたがその広さにはやはり驚きました。折しも中国の漁船問題の渦中でありましたが実際現地ではなにも感じることなく過ごしました。学会自体は中国人を中心に大勢の方が参加して大盛況だったようです。

今回APAOに参加する機会を与えてくれた医局に感謝いたします。貴重な経験ができました。また機会があれば参加してみたいと思います。

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