先輩からの声 Vol.016

Vol.015 「第29回眼循環学会体験記」

文責
西川薫里
所属
平成24年度シニアレジデント
掲載日
2012年9月3日

平成24年度シニアレジデントの西川薫里と申します。まず、はじめに自己紹介させて頂きます。私は香川大学を卒業し初期研修は名市大のたすきがけプログラムで、1年目は海南病院で研修し、2年目の7月から眼科で研修させていただきました。

1月には名古屋市大が主催した日本眼科手術学会総会でポスター発表を、5月には米国フロリダで開催されたARVOでポスター発表の機会をいただきました。

今回7月27-28日に秋田で行われた第29回日本眼循環学会で「タフルプロスト点眼の網膜微小循環への影響-Retinal Function Imagerによる評価」という題名で一般口演をする機会を与えていただきましたので、その時の経験についてお話ししたいと思います。

この学会は規模が小さく、口演会場とポスター・機械展示会場の2つしかありませんでした。私は2番目の口演でしたので、開会式が終わってすぐの発表でした。そんなに緊張はしないものだと思っていましたが、実際名前を呼ばれて壇上にあがると、マイクは右にあるのにパソコンは左端にあり手は届きにくく、ポインターを使おうとすると画面が思ったより大きく圧倒され、前を見ると教科書に載っている有名な先生がいっぱいいらっしゃって、手が震えました。発表が棒読みになっていたかもしれません。済生会新潟第二病院の安藤先生や今学会の会長である吉本先生が質問してくださって、答えにくいところを突かれましたが、非常にありがたい経験でした。たった10分程度でしたがアドレナリンがいっぱい出てそのあと数時間は緊張が解けませんでした。

終わった後は名古屋大学の寺崎教授にも声をかけていただき、うれしかったです。また、質問してくださった安藤先生にも終わった後、声をかけていただき、大きな規模の学会では体験できなかった、貴重な経験もできました。

初めのほうに発表が終わったのであとは気楽に口演を聞き、勉強することができました。発表の参考にした論文の続きの研究や、眼循環の測定法で話題に上がっていたレーザースペックル法等が出てきました。また、あまり注目のなかった脈絡膜についての話題が多く出ており、沈黙の臓器として紹介されていました。以前吉田宗徳先生が時々脈絡膜をOCTで測定していらっしゃっていて、これを知るために撮られていたのかと理解することができました。

秋田県は涼しく比内地鶏のおいしい場所で、学会がないとあまり行かないところだと思っていましたが、中部国際空港から1時間と少しで行ける近い場所でした。

学会前の準備はRFIのRの字もわからないぐらい、知識がなく非常に大変で、また服部先生、野崎先生はじめ色々な先生にいったいどれぐらいご迷惑をおかけしたかわかりません。抄録や予行会、発表の締め切り間際になっていつもばたばたして助けていただきました。また、ご多忙の中、教授はじめ医局員の前で予行する時間も作っていただけました。

発表の日程上木曜の午後から行くことになり、担当の患者さんを代わりに診ていただいた同期の亀谷先生にも感謝しております。

最後になりましたが、このような機会を与えていただいた、医局にこの場をお借りして感謝いたします。


眼循環学会に行った名市大メンバー+東京医科歯科大学准教授 大野京子先生と1日目の口演後

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