先輩からの声 Vol.020

Vol.020「韓国眼科学会印象記」

文責
加藤 亜紀
所属
名古屋市立大学病院眼科
掲載日
2013年1月7日


到着日、初顔合わせ

2012年11月2-4日ソウルで開催された108th Annual Meeting of The Korean Ophthalmological Societyに参加しました。この学会は日本の日本眼科学会総会(日眼)と日本臨床眼科学会(臨眼)を合わせたような学会で、春と秋、年に2回開催されるようです。今回は若手日本人眼科医10人が韓国側から招待され参加するといった新しい試みだったようです。話があったのは学会の1月半前、しかも会期が糖尿病眼学会とかさなり、我が医局の若手達は既にそちらに演題をだしてしまっていたため、もれなく私が参加できることになりました。日本全国、各大学から1~2名の参加であったため、現地で会うまではほとんど面識のない先生ばかりでした。そんな皆の不安をくみとられてか、開催前日の夜に筑波大学の大鹿教授がみんなで顔を合わせる機会を設けてくださったため、自己紹介。地域も専門分野も異なり皆お互い初対面でしたが、いい方ばかりでほっとしました。


学会場でみなやや緊張

翌日いざ学会場へ。当たり前ですが、ほとんどすべてがハングルで、会場を探すのも一苦労。しかし発表のなかには、スライドが英語で作製されており、なかには英語で発表されている方も見えました。展示ポスターも3割ぐらいは英語でした。日本以外にも、中国、モンゴル、シンガポールからも参加者がおり韓国の勢いを感じました。今回、私をふくめて4人の日本人が口演で発表しました。私以外はみな海外留学経験があり国際学会もなれておられ、非常に勉強になる発表をされました。私は、、、(留学していたと言えば留学していましたが、マイクの前で英語を話すのすらこれが初めてでした)、初の国際学会での口演発表で、研修医時代の発表以来の超緊張。母国語では緊張してやや早口になるのですが、英語は反対に舌がまわりません。途中マイナートラブルもあり、禁断の発表時間オーバー。救いは質問内容が想定範囲内で何とかのりきれたことでしょうか。


無事発表も終わり、ほっ。
Lee先生とともに焼き肉パーティー

その日の夜は以前大学に小椋教授の手術を見学にこられたJoo-Eun Lee先生(2012年3月ブログ「国際交流」参照)が韓国の焼肉やさんに連れて行ってくださりみんなで最後の夜を楽しみました。Lee先生は会期直前に抄録で私の名前を見つけてくださり、メールをくださりました。発表の少し前に偶然会場の外でお会いすることもできました。英語、日本語が堪能なLee先生が学会場におられたのは私には大きな支えとなっていました。

最後は皆で「来る前は本当に不安だったけど、楽しかったよね~」と別れました。前回の臨床眼科学会臨眼の印象記と重なってしまいますが(日程をみてお気づきのかたもいらっしゃるかとおもいます。この学会、臨眼の1週間後に開催されました。臨眼の余韻にひたっていた日曜日、「来週の日曜日にはもう韓国から戻ってきているんだ。。。」とぼんやり思っていた記憶があります)やはり人と人とのつながりは本当にいいものだと感じた学会でした。このような機会を与えてくださった、日本眼科学会理事の先生方、小椋教授、送り出してくださった教室の先生にこの場をかりてお礼申し上げます。(臨眼あたりから崩れかけていた体調が帰国後ほっとしてかさらに悪くなり、教室の先生にはご迷惑とご心配をおかけし申し訳ありませんでした)

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