先輩からの声 Vol.027

Vol.027「第69回日本弱視斜視学会総会・第38回日本小児眼科学会総会 合同学会」参加レポート

文責
大曽根 大典
所属
名古屋市立大学病院眼科
掲載日
2013年8月1日

今年4月より名古屋市立大学病院に臨床研究医として勤務しております大曽根 大典と申します。2013年5~6日に広島国際会議場にて第69回日本弱視斜視学会総会・第38回日本小児眼科学会総会 合同学会に参加する機会をいただきましたのでその報告をさせていただきます。

当科の小児眼科メンバーである助教の服部先生、太田先生と臨床研究医の私の3人で遊学させていただきました。

広島市の中心、平和記念公園の一角に国際会議場はあります。広島駅で名物「広島風お好み焼き」をいただき、市電に乗って十数分、広大な平和記念公園の平和記念館と接して存在する会場に着きます。

開会式が始まり、期待に胸を膨らませていると「弱視」の一般講演が始まります。視力は成長とともに向上していくものですが何らかの理由でそれが得られないことが弱視です。弱視の子供を如何にに訓練し視覚の向上を目指すか演者の先生方は熱が入っておられます。講演終了後は質問が飛び交い、会場の熱気がさらにヒートアップ。それは続く「立体視」、「屈折、調節、輻輳」でも変わらず、「脳が疲れる」とはまさにこのことかという状態となっていました。その次は小児の腫瘍疾患について国立がん研究センター中央病院の鈴木 茂伸先生が講演され、画像が豊富で興味深い講演に思わずのめりこんでいました。空腹を覚えてきたところで期待のランチョンセミナー、美味なお弁当をいただきながら講演を聴いているうちに元気になってきます。午後も「検査法」、「神経眼科」とお題が続き怒涛の情報量に脳がついて行けていないなぁ・・と思ってしまいます。脳が麻痺してきたところで真横にある平和記念館に入場、なんと50円の格安入場料。展示を見学し平和記念公園を散歩してよい気分転換になります。夕方になり予約した三段峡ホテルに路線バスで移動。温泉にて心も体も癒されます。リフレッシュし翌日の勉学に備えます。

2日目は招待講演がありジョンズホプキンス病院のDavid L. Guyton先生が斜視・弱視診療における光学的なコツと落とし穴の講演をされました。英語講演でありスライドも英語、困ったなぁと思ったのもつかの間、横のほうに日本語訳スライドがあり事なきを得ましたが自らの英語力の足りなさに自省するばかりです。この日は講習会もあり帰りの新幹線の時間が許すまで滞在し知識のアップデートに励ませていただきました。

この度は、私をこのような学会に参加させて下さった医局スタッフの方々に深く御礼を申し上げるとともに、当眼科教室に所属させていただいて本当によかったと感じています。

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