先輩からの声 Vol.036

Vol.036「はじめての国際学会 WOC 2014 in Tokyo」

文責
好中 麻世
所属
名古屋市立大学病院眼科
掲載日
2014年5月1日

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2014年4月2日から6日にかけて、World Ophthalmology Congress (WOC) in Tokyoが開催されました。これは世界中の国や地域から眼科医や眼科スタッフら2万人近くが参加する、史上最大規模の国際学会で、日本で開催されるのは実に36年ぶりとあって大いに盛り上がりました。世界の最先端の治療を国内にいながらにして勉強できるまたとない機会で、様々な研究や診療を生で吸収でき、とても刺激的でした。

そして、私も“ Incidence and Management of Elevated Intraocular Pressure after Silicone Oil Removal”という演題名で、口演発表する機会をいただき、心から感謝しています。

この演題は昨年、横浜で開催された第67回日本臨床眼科学会で発表したものでしたが、それを英語にし、私にとって初の国際学会での発表となりました。

英語に直すだけ…とは言っても、私にとってはそれすら悪戦苦闘です。丁寧で熱心な指導医のもと、発表準備を万全に整えました。しかし、それを乗り切っても、さらに英語で発表し、討論するなんて…。どうしよう…、私なんかに絶対できない!!という思いで頭が破裂しそうでした。日本語での発表ですらガチガチに緊張していた私です。予想以上の大きな会場で、発表が終わるまで本当に生きた心地がしませんでした。そんななかでも、指導していただいた先生方のお力をお借りして、何とかやり遂げることができました。

何年か先、経験を積んでいけば、こんなことはほんの小さな出来事の1つと思えるかもしれませんが、今の私にとっては一世一代に値する大きなイベントでした。しかし、“絶対にできない”と思っていたことがまた一つクリアでき、大きな自信へとつながりました。眼科研修1年しか終えていない私にこのような成長の場を与えてくださったことに、今となっては心から感謝しています。

また、先生方の英語の講演や討論を聞き、私も発表が英語というだけで動転するようなレベルから早く成長し、このような中で共に議論できるよう、さらに知識を深め、スキルを高めなくては、と強く感じました。

そしてもう一つ、感謝したい大切なことがあります。それは同期の皆です。発表前日に“絶対うまくいくよ”と、応援メールを何度もくれたり、発表直前まで話し相手になってくれたりして緊張をほぐしてくれました。共に励まし合い、頑張れる仲間がいることは何よりありがたいことです。“本当にこの医局でよかった!”と改めて思いました。

今後ともよろしくお願いいたします。

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