先輩からの声 Vol.040

Vol.040「ARVO2014 印象記」~ARVO part 3.~

文責
鈴木 克也
所属
菰野厚生病院
掲載日
2014年7月1日

菰野厚生病院に勤務しております鈴木克也です。

今回は2013年5月4日から5月8日にかけて、米国オーランドで開催されましたThe Association for Research in Vision and Ophthalmology 2014での発表を行いましたので報告いたします。

今まで諸先輩方からARVOについては色々とお話しを伺っており「リラックスしたカジュアルな雰囲気で、とても勉強になる学会だから是非楽しんで」とのお言葉から、今までの学会とは違うんだろうなーと漠然とイメージをしておりました。当日学会場についてみてびっくり!スーツだらけの日本の学会とは全く違い、明るく活発なお祭りみたいな雰囲気が印象的でした。また会場の規模も想像をはるかに超えており、発表も機械展示も見たいものはいくらでもある何とも贅沢な空間でした。

演題は『Effects of Intravitreal Aflibercept on Neovascular Age-Related Macular Degeneration Resistant to Intravitreal Ranibizumab』というテーマで、ポスター発表をさせていただきました。従来加齢黄斑変性症(AMD)の硝子体内注射にはRanibizumabが広く用いられておりましたが、2012年末に当院でもAfliberceptが使用可能となりその効果が期待されております。今回の発表はRanibizumabによる治療に抵抗するAMD症例に対してAfliberceptがどの程度治療効果を有するかというものでした。実は今回が初めてのポスター発表であり、勝手がわからずもじもじしていたところを加藤先生に背中を押していただき時間無制限の厳しい質疑応答の時間が始まりました。英語での質疑応答はやはり困難の連続でしたが会場のフランクな雰囲気にも助けられ、つたない英語ながらも何とか乗り切ることができたように思います。抄録やポスター準備から当日の発表まで多大なサポートをいただきました加藤先生、安川先生、誠にありがとうございました。

また学会以外では医局の先生方とはケネディー宇宙センターへ出向き、それ以外にも同期のメンバーと観光を楽しむこともできました。フロリダの真っ青な空の下で海外の空気を満喫し、学会場ではアカデミックにそしてフランクに最新の知識に触れることができ大変実りの多い5日間でした。

症例や病態について国籍を超えて議論や検討ができる国際学会は非常に刺激的で、またその場に演者として参加させていただいた事は自分の大きな経験値となりました。臨床眼科学会の際にも感じたことですが、まだ眼科医2年目というキャリアの序盤でこのような大きな発表のチャンスを頂き非常にありがたく思っております。得られた経験や知識を日常の診療にも活かし、眼科医として成長していければと思います。

最後になりましたがこのような機会を与えてくださいました小椋教授、直前までご指導いただきました加藤先生、安川准教授、ならびに医局の先生方へこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

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