先輩からの声 Vol.055

Vol.055「日本糖尿病眼学会総会に参加して」

文責
鈴木 琴弓
所属
シニアレジデント
掲載日
2016年1月5日

名古屋市立大学シニアレジデントとして働きはじめて半年以上が経過しました。仕事も少し慣れてきました。そんな中、11月27日28日と名古屋のウインク愛知で開催された第21回日本糖尿病眼学会総会・第30回日本糖尿病合併症学会合同学会に参加させていただきました。私は、糖尿病網膜症に合併する黄斑浮腫に対する抗VEGF薬の治療効果について発表しました。学会発表は初めての経験で、私にとっては間違いなく最大のイベントの1つでした。事前に上級医の先生に御指導をしていただき、予演会もしていただきました。人前に立つことやプレゼンが大の苦手な私にとって、学会発表は緊張…以外の何者でもありませんでした。

発表当日は自分の心臓の音が聞こえていました。実際に学会発表中は頭が真っ白でマイクを持つ手が震えていたことを覚えています。ただ、なるべく前を見て発表するように事前にご指導いただいていたので、講演を聴きに来てくださっている指導医の先生方の顔を探し、顔を見て発表していたことを覚えています。

もともと糖尿病には研修医時代から興味があり、勉強をしなおすとてもいい機会となりました。また、この学会は眼科医だけでなく、内科の先生方も多く参加されるという珍しい学会で、糖尿病という疾患の領域の広さ、医療の進歩を感じることが出来るとてもいい機会でした。

私の両親は2人とも眼科医で、名市大出身です。今回私が発表するというのは両親にとっても私と同様、大きなイベントであったと思います。今回の学会発表は、日程的に両親が仕事で自分の学会発表には来られないということで、両親は残念がっていましたが、私にとって好都合…とまではいかないですが、ホッとしたのは正直な気持ちです。今度の発表では、もし両親が来ても、堂々と発表できるぐらい成長できたらいいなと思っています。今回の学会で上級医の先生方には本当に長い時間ご指導をいただきました。今後も学会発表の機会をあたえていただけるのであれば、ぜひ発表したいと思います。このような機会を与えてくださった小椋教授をはじめ、毎日遅い時間までご指導いただきました先生方には心より感謝申し上げます。

日本糖尿病眼学会総会
発表1日前の写真です。
前日とあって緊張したまま集合写真に写っています。

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