先輩からの声 Vol.056

Vol.056「第54回日本網膜硝子体学会総会に参加して」

文責
小南 あおい
所属
シニアレジデント
掲載日
2016年1月5日

第54回日本網膜硝子体学会総会にて学会発表を致しましたのでご報告させていただきます。今回は第32回日本眼循環学会との合同学会で12月4日から6日にかけて東京国際フォーラムにて開催されました。

今回私は“超広角走査型レーザー検眼鏡によるインドシアニングリーン蛍光眼底造影の使用経験”という内容で発表を致しました。当院で今年の5月から使用されている超広角走査型レーザー検眼鏡(Optos®California)は超広角のフルオレセイン蛍光眼底造影(FA)に加えて、従来のOptos®200Txでは搭載されていなかったインドシアニングリーン蛍光眼底造影(IA)を撮影することが可能です。当院での使用が世界で初めてとのことで使用経験に関する報告がないため、10月までに当院でFA/IAを施行した症例についてまとめて発表させていただきました。

発表に際しては、学会初日の午前の発表だったので、シニアレジデントとしての仕事を同期に任せて早く仕事を切り上げて前日から東京入りをさせていただきました。発表までの数週間は発表のことで頭が一杯で、行きの新幹線でも原稿を見ながら頭の中で何回も反芻しながら東京に向かいました。その日の夕食は野崎先生がご一緒して下さり、一時的に発表のことを忘れてリラックスしてとても楽しい時間を過ごさせていただきましたが、ホテルに帰ってからはパソコンに向かい発表スライドを何回も繰り返して見直して練習しました。当日も朝からドキドキでした。いざ自分の発表の番が来て壇上に上がると自分でも不思議なくらい緊張のために言葉が何回も詰まってしまい、一時はどうしたものかと思いましたが何とか発表を終えることができました。緊張が聴衆に伝わってしまったこと、会場からの質問に対して冷静に満足にお答えすることができなかったことを含めて、反省点も多い発表となりましたが、学会を通して他大学の先生方の発表を拝聴する機会がたくさんあり多くの刺激を受けました。

また今回の学会では小椋教授が第4回松山賞を受賞されたため受賞講演もあり、日頃からご指導いただき大変お世話になっているにも関わらずあまり知る機会のなかった小椋教授の現在に至までの研究成果、功績など講演を通して知ることができ、とても感銘を受け、尊敬できるトップのもとで働けることを改めて誇りに感じました。

今後は日常業務で感じた小さな疑問点や発見を大事にして、新しい知見も吸収しながら諸先輩方のように眼科医療に貢献できるよう、この学会発表での経験を生かしていきたいと思います。

最後に、このような機会を与えて下さった小椋教授を始め、忙しい業務の間をぬって手厚いご指導を直接賜りました平原先生、野崎先生、会場まで足を運んで下さった先生方および医局の諸先生方にこの場をお借りして心より御礼を申し上げます。

第54回日本網膜硝子体学会総会
学会での集合写真。大好きな先生方と。
発表後の夕食会
発表後の夕食会。
美味しい中華料理を囲んでの楽しいお食事会でした。
ごちそうさまでした。

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