先輩からの声 Vol.074

Vol.074「第34回日本眼循環学会に参加して」

文責
安田 優介
所属
名古屋市立西部医療センター
掲載日
2017年8月2日

第34回日本眼循環学会にて学会発表を致しましたのでご報告させていただきます。

今回私は『広角蛍光眼底造影による網膜静脈分枝閉塞症の網膜周辺部病変の評価と視力予後の関係』という内容で発表させていただきました。

当日の学会では、最近急速に普及しているOCT angiographyを用いた網膜疾患と緑内障の診断に関してや、さまざまな黄斑疾患の抗VEGF薬による長期管理についてなど、普段の臨床や臨床研究に直結する興味深い発表が多くありました。この学会は他の大規模な学会と比べると、会場が大阪国際会議場の1フロアーのみで開催されるような比較的コンパクトな会で、隣接した講演会場で次々と講演が行われていたため、興味のある講演を数多く聞くことができました。普段の学会ですと、広い会場の移動や人込みに負けてしまったり、誘惑に惑わされてしまうこともありますが、今回の学会会場での2日間は充実して過ごすことができました。現在赴任中の病院には、広角眼底造影やOCT angiography等の機器は完備されておらず、大学の研究日に機器に触れたり所見を閲覧したりする機会はありますが、実際の実臨床で利用したり診断したことがないのが実際でした。今回の学会でOCT angiographyをはじめとする眼科の画像診断領域の進歩を目の当たりにし、普段から最新の学会や論文で知識をアップデートしながら、普段の臨床や大学での臨床研究等に臨んでいく大切さを改めて実感いたしました。

最後に、このような機会を与えて下さった小椋教授を始め、忙しい業務の間をぬって手厚いご指導を直接賜りました平野先生、安川先生、会場まで足を運んで下さった先生方および医局の諸先生方にこの場をお借りして心より御礼を申し上げます。

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