先輩からの声 Vol.080

Vol.080「第437回東海眼科学会 印象記」

文責
桑山 聡志
所属
名古屋市立大学 眼科シニアレジデント
掲載日
2018年7月17日

第437回東海眼科学会にて学会発表を致しましたのでご報告させていただきます。東海眼科学会は数々の先輩方がデビュー戦を飾った学会と伺っており、まさしく私も眼科医としての初学会となりました。

演題名は「皮膚科用YAGレーザー誤照射による外傷性黄斑円孔の一例」というものでした。本症例は皮膚科用でしたが、YAGレーザーは眼科領域でもよく使用されるレーザーであり、保護フィルターやメガネの重要性を再認識させられました。また、レーザーによる外傷性黄斑円孔を生じた場合は自然閉鎖率が低く、当院での硝子体手術が有効であったという症例についてまとめて発表させていただきました。

学会発表の準備において、桑山先生(兄)や杉谷先生、そして加藤先生に非常に助けていただきました。論文引きやスライドの修正、そしてアドバイスを頂きながら発表初心者の私を導いて下さいました。約1カ月前に予演会を上の先生方皆の前で行い、最終調整をしてから本番当日を迎えました。当日は遅刻しないように車で早めに静岡に向かい、予定の時間よりもずっと早い時間に現地に着くことが出来ました。しかし、コンビニでゆっくりしながら兄を待ち、一緒にジョイフルへお昼ご飯を食べに行き帰ってくる頃には時間がギリギリとなり、また方向音痴な私は更に現地で迷いながら走り、到着した頃には汗だくで心拍数は猫並みに速くなっておりました。かなりドキドキしながら壇上にあがりましたが、何とか発表を無事に終えることができました。緊張が少し和らいだのは予演会をしっかりできていたからだと思います。

当院からは、高瀬先生の指名講演もあり、「光干渉断層血管撮影による糖尿病網膜症の中心窩無血管域の評価」という内容でしたが、難しい内容をスラスラ詰まることなく発表されており流石でした。他の大学の経験豊富な先生方の講演を拝聴することもでき、非常に勉強させていただき、また多くの刺激を受けました。

学会発表を終え緊張から解放されるとともに、学会同行して頂いた先生方と一緒に浜松城を巡りリフレッシュをしてきました。夜は光栄にも海谷先生のお食事のお誘いに与り、非常に充実した学会発表となりました。今後は日常業務で感じた小さな疑問点や発見を大事にして、新しい知見も吸収しながら諸先輩方のように眼科医療に貢献できるよう、この学会発表での経験を生かしていきたいと思います。

最後に、このような機会を与えて下さった小椋教授を始め、忙しい業務の間をぬって手厚いご指導を直接賜りました加藤先生、杉谷先生、桑山先生(兄)、そして会場まで足を運んで下さった先生方および医局の諸先生方にこの場をお借りして心より御礼を申し上げます。



[先輩からの声 TOPへ戻る]