先輩からの声 Vol.084

第24回日本糖尿病眼学会総会に参加して

文責
竹内怜子 (シニアレジデント)
掲載日
2018年12月1日

この度、2018年10月19日から20日にかけて東京で行われた第24回日本糖尿病眼学会総会にて発表させて頂きましたので報告致します。

パノラマ光干渉断層血管撮影(OCTA)が有用であった妊娠中の増殖糖尿病網膜症」という演題でポスター発表を行いました。通常妊娠中の患者には副作用を考慮し眼底造影検査を控えますが、OCTAという非侵襲的検査によって非造影剤使用下で新生血管や無灌流領域の観察を可能としたという報告となります。私自身初めての学会発表であり手探りの中でのスタートではありましたが、野崎実穂先生および鈴木克也先生にポスター作成を始め参考文献に関してや画像の見方まで優しく指導頂き、無事に当日を迎えることができました。

私の発表は学会初日の夕方となっており、発表前日の夜はホテルで少し緊張をしました。が、当日先生方と講演を聞きつつランチをし、アフターヌーンティーを楽しむ頃には緊張は殆どなくなり、リラックスして本番へと望むことが出来ました。ポスター前で4分の口頭発表の後に質疑応答という形式でしたが、安川先生方と事前に行なっていた想定質問対策のお陰で質疑応答へも臆せず答えることが出来ました。

今回の学会は吉田先生や野崎先生のランチョンセミナーやシンポジウムもあり、OCTAを始めとした眼底検査や網膜光凝固についての講演を聞くことが出来ました。また、この糖尿病眼学会は第33回日本糖尿病合併症学会との合同開催であったため、眼科医向けの糖尿病の基本についての講演は勿論、内科医の目線で見た糖尿病網膜症についても学ぶことができ、非常に興味深く勉強となる場となりました。
そして、今回は視能訓練士の澁谷さんもHospital Anxiety and Depression Scaleを用い患者の抑うつ不安の評価を行った結果をまとめて「糖尿病患者の視力と自覚症状が精神症状に及ぼす影響 加齢黄斑変性症患者との比較」という演題で口演を行ない、見事堀賞を受賞されました。

学会前夜、当日の夜は先生方に美味しいイタリアンやお寿司、そしてワインバーへと連れて行って頂き、大変美味しくも充実した3日間を過ごすことが出来ました。
想像以上に多くのものが得られた学会となりました。今回得た知識を今後も生かしていけるように精進致します。このような機会を与えてくださった小椋教授をはじめ、御指導頂いた野崎先生と鈴木克也先生、そして医局の先生方にこの場をお借りして心より御礼を申し上げます。

[先輩からの声 TOPへ戻る]