視覚科学ラボ -研究室だより Vol.015-

【研究室だより】「研究室だより 野崎グループ」

文責
鈴木 克也(大学院 平23)
掲載日
2017年5月10日

当グループでは野崎実穂講師のご指導の下、超広角走査型レーザー検眼鏡を用いたレーザー誘発脈絡膜新生血管の評価を主なテーマとして研究に取り組んでおります。

野崎実穂講師のグループからは、平原修一郎先生がOptos Californiaを用いて得られたFA像とIA像を二値価し処理することで脈絡膜血管の面積や血管径を評価する方法を確立され『Densitometry of Choroidal Vessels in Eyes With and Without Central Serous Chorioretinopathy by Wide-Field Indocyanine Green Angiography』というタイトルでAmerican Journal of Ophthalmologyに論文が掲載されております。これらの超広角走査型レーザー検眼鏡はマウスの眼底撮影にも非常に有用であり、マウスのFA/IA像にも先のような手法を応用し、脈絡膜新生血管の評価が行えるよう研究に取り組んでおります。

また臨床研究では、OCT angiographyを用いた糖尿病および加齢黄斑変性症を中心とした疾患の研究を行っており、『Detection of Quiescent Choroidal Neovascularization by Optical Coherence Tomography Angiography』の演題で、Floridaで開催されましたRetina Word Congressに参加させていただきました。発表の内容は、加齢黄斑変性症の浸出性変化のない僚眼にもOCTAでは無症候性のCNVが描出される症例があるというものです。世界中の最新の知見を学ぶことができ、大変勉強になりました。

今後も基礎・臨床の両面で日々研究に精進してまいりたいと思います。

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