輝く!名市大眼科の星 ~キャリアSTORY~
Vol.001 平野 佳男

Vol.001 「You will be a shining star!」平野 佳男

現在の仕事・取り組んでいること

2010年4月より、アメリカ合衆国ケンタッキー大学、Ambati博士の指導の下でpostdoctoral scholarとして働いています(http://www.mc.uky.edu/angiogenesis/the_team.html)。主に加齢黄斑変性の病態解明と治療法の開発を目指し基礎研究を行っております。実際には、マウスやサルを使って、レーザー誘発脈絡膜新生血管を作成し、新たな薬剤の抗血管新生作用を検討したり、様々なノックアウトマウスの網膜下にウィルスやプラスミドを注入し、網膜色素上皮(retinal pigment epithelium; RPE)細胞の細胞死をきたすメカニズムの解明に取り組んでいます。

仕事のやりがい

臨床においては、当大学病院には他病院で対応できない難症例が集まってきます。そのような症例の診察や治療に携わることで、貴重な経験を積むことができます。また最先端の検査機器・手術機器が揃っており、高度な診断・治療が可能です。何よりも、眼科は術後経過良好な疾患が多く、患者さんの笑顔に触れる機会が多いことはこの上ないやりがいです。

基礎研究では、疾患の病態などを分子レベルで深く掘り下げて考えることができます。また臨床での問題点、疑問点の解決、ひいては新しい治療法の確立など、それらは将来患者さんへと還元される可能性を秘めています。

眼科医を目指す方へのアドバイス

当教室には入局後、様々な選択肢があります(手術に研鑽、臨床研究、基礎研究など)。それぞれのエキスパートが当教室にはいますので、どのような選択をしても満足できると思います。

留学も可能です。私は留学するまでは臨床に重点を置いて働いていましたが、留学後は基礎研究のみの生活を送っています。基礎研究をすることで、深みのある臨床医になることを目指しています。また海外留学をすることで世界中の研究者とともに仕事をすることができ、さまざまな思考・文化に触れたり、日本の良さ、欠点などを見直すこともできました。

自分自身の卒業後を振り返ってみますと、研修医、関連病院勤務、大学病院勤務、現在の留学生活と仕事の内容は違いますが、確実にステップアップしていることが実感できます。私たちとともに、名古屋市立大学眼科学教室を発展させ、患者さんへと還元できる新たな医療の実現を目指しませんか。

1年目
名古屋市立大学病院 研修医(病棟患者診察、手術助手)
2-3年目
常滑市民病院 眼科(外眼部・白内障・緑内障手術)
4-5年目
亀山市立医療センター 眼科
(外眼部・白内障・緑内障・網膜硝子体手術)
6-7年目
名古屋市立大学病院 助手(手術全般、小児眼科)
日本眼科学会 専門医
8-10年目
名古屋市立大学病院 助教(手術全般、小児眼科)
名古屋市立大学 医学博士
11年目-現在
ケンタッキー大学 研究員(基礎研究)

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