輝く!名市大眼科の星 ~キャリアSTORY~
Vol002 水谷 武史

Vol.002 水谷 武史

現在の仕事・取り組んでいること

2011年4月より大学病院にて臨床研究医として勤務しています。日中は外来、手術、入院患者さんの回診など日常診療に従事しており、空いた時間や夜間を利用して、野崎講師の指導の下で主に加齢黄斑変性の新たな治療法の開発を目的とした基礎研究を行なっています。具体的には眼内新生血管治療の開発に関する研究で、マウスを使用してレーザー誘発脈絡膜新生血管を作成し、新たな抗血管新生薬の新生血管抑制効果を評価検討しています。現在加齢黄斑変性に対する治療は光線力学療法に加えて、新しい治療法として抗VEGF(vascular endothelial growth factor;血管内皮細胞増殖因子)療法が主流になっていますが、頻回投与が必要な症例も多く、長期使用の弊害など問題も指摘されています。これらの問題を解決するような薬剤の開発を期待して研究に取り組んでいます。

仕事のやりがい

眼科医1年目は大学病院勤務です。何もわからず、何も出来ずの状態から、自分が主治医となった患者さんに協力していただき、時には夜遅くまで診察に付き合っていただいて、診察の基本技能を学び、また小椋教授をはじめとする指導医の先生方の手術助手について、洗練された技術で目を肥やし、同期の先生と協力して、お互い刺激されながら、必死になって日常業務をこなして、きっとあっという間に一年が終わりますが、振り返ってみれば、眼科医のベースとなる貴重な一年であることに気づきます。

その後の関連病院勤務では外来、検査、手術など、眼科医としての本格的な日常診療が始まり、感謝される喜びと同時に責任の重さを知ることになります。日常診療での経験はすべてが眼科医としての財産になるので、やりがいのある充実した毎日です。個人的には執刀医として手術に望む時の緊張感が好きです。

大学院生になってからは、勤務している関連病院の業務が終わってから、夜大学にきて基礎研究をするという機会が増えました。指導医の先生に実験動物の扱い方から実験ノートの記録の仕方など研究の基礎を実践しながらご指導いただき、敷居が高く感じられた基礎研究の入り口を気づいたらくぐっていました。臨床経験を積みながら基礎研究を続ける環境が当教室にはあります。自分よりも何倍も多忙な指導医の先生方の研究に対する姿勢にいつも刺激を頂いています。

眼科医を目指す方へのアドバイス

眼科医の仕事に興味をもっている方は、ぜひ一度当教室を見学にきてください。私の場合、学生の頃から手に職を付けたいと思っていました。専門性の高い眼科医の仕事はまさに職人芸です。それぞれの分野での最高水準の職人芸を指導していただける環境に、きっと魅力を感じることでしょう。一言で眼科医といっても、生き方は人それぞれだと思います、それぞれの目指す眼科医に近づけるよう、一緒に当教室で働きましょう。

そして、よかったら一緒に山登りましょう(^_^)


1年目
名古屋記念病院 臨床研修医
3年目
名古屋市立大学病院 眼科 シニアレジデント
4-5年目
大同病院 眼科
6年目
知多厚生病院 眼科
7年目-現在
名古屋市立大学病院 眼科 臨床研究医
日本眼科学会専門医

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