Activity

学外活動

2024年度

2024年6月13日

登山部活動報告(2)

こんにちは。名古屋市立大学病院眼科2年目の中野花菜と申します。この春より大同病院で勤務しております。2023年9月に医局の先生方、薬剤師、視能訓練士、医療情報営業の方、まさに多職種のチーム7名で登山したので報告させていただきます。今回は長野から山梨へ連なる八ヶ岳連峰の最高峰である赤岳へ1泊2日で行ってきました。

 隊長稲垣先生のご判断の下、私含めた初心者は事前に木曽駒ケ岳へ連れて行っていただきました。高地順応や靴慣らしができ、ダイナミックな景色を堪能しました。

合格をいただき、いざ本番の赤岳です。事前準備品の連絡やスケジューリングもベテランの方々に丁寧にしていただきました。当日早朝3時に大学を出発し午前7時頃スタート地点に到着しました。車のドアをあけると土の香り、少しひんやりする感覚。都会からワープしてきたようでした(移動中寝させていただいたので余計に)。現地で全員集合し登山開始です。川のせせらぎを聞きながら仕事の近況報告や趣味などの話をするのは非日常でリフレッシュされます。ところが後半はやや過酷な道のりでした。一休憩後、改めて目標を見上げます。高い!遠い!等高線を見せてもらい、ほぇーと思っていたのも束の間、目の前に階段と高い斜面が出現しました。登っても階段、さらに階段。。。荷物を分散して頂いたり、他の登山家からも挨拶で元気をもらいながら、岩場をこえ何とか山頂へ到着しました。途中で出会った天然記念物のカモシカにテンションが上がりました。宿『赤岳天望荘』で美味しい夜ご飯を頂き、少しばかりお酒とおつまみで談笑をし一日目を終えました。翌朝は5時に起床。雲海からの日の出は格別でした。徐々に雲海と空の境界線が温かみのある橙色に変化していき、その真ん中から赤く燃えた太陽が昇ってきます。それに伴い上がってくる気温を感じて、ここに居ないと味わえないものだとわかりました。標高2899㎜の山頂からのアルプス山脈が見渡せる大パノラマは贅沢でした。その後下山し、温泉に入り蕎麦を食し整いました。帰りは高速道路でトラックの事故渋滞に巻き込まれ少しのトラブルはありましたが、先生方の匠な判断で無事に帰宅できました。

登山の醍醐味が少し味わえた気がします。今回の7人チームで私は終始助けられ楽しませていただきました。登山後山はしばらく大丈夫かなと思っていましたが、期間が経ち次の登山が楽しみになっています。次回はさらに体力をつけて臨みたいです。当初は横岳へ縦走予定でしたが叶わなかったのでいつか再挑戦したいです。今後登山を通じて忍耐力、持久力を備えた眼科医になっていきたいです。

ページトップへ戻る